以前、私は上場ハウスメ－カ－の紹介でアパ－トの消費税還付を多数手がけていました。しかし、税制改正により、消費税還付は難しくなると予想していました。現に、平成２２年４月の改正でハ－ドルが高くなり、平成２８年４月の改正で更にハ－ドルが高くなり現在に至っています。ただ、いまだにアパ－トの消費税還付は可能です。

税制改正により、アパ－トの消費税還付が不可能になる時代に備えて、相続税に特化すべく東京での研修に数年にわたり何回も参加しました。当初、主に高田馬場の東京アプレイザルで土地評価の研修に参加しました。その当時は、広大地の規定の理解が実務において重要な時代でした。なぜなら、平成１８年３月２８日付の東京高等裁判所の「土地の実態の理解不足」の誤った判決により、実務が混乱していた時代でした。



最近の研修先では、新宿の「法律税金経営を学ぶ会」のレベルが高いと感じています。東京アプレイザル・法律税金経営を学ぶ会ともに、受講者は、日本中から参加する税理士・公認会計士です。決して、大阪では学べない内容です。なぜなら、大阪では開催されない研修なのです。和歌山から東京までの交通費＋研修費で毎回約５万円の出費です。

このように何回も東京研修ができたのは、消費税還付収入のお蔭と、上場ハウスメ－カ－の需要が期待できたためでした。今後も、東京研修で研鑽に努めたいと思います。